下川ブログ

リケジョ物語 その2

 人生を大きく変えた先生とは一体だれか? それは、ほかならぬ理科の専任教師の原先生でした。 この先生と出逢わなければ、私は、リケジョにはならなかったと思います。 私立の小学校に通っていた為、5年生以上の理科の先生は、専任の教師が担当する仕組みになっていたのです。 今、思えば、本当にラッキーでした。

  実は、私の理科嫌いには、ある理由がありました。確か、小学校3年生くらいの時のことです。

 ある日、金魚を観察し、その絵を描く課題が出されました。 生物の写生ですから、私は金魚をよ~く観察し、色も含めて正確に描き始めました。 他の友達の中には、水玉模様の金魚を楽しげに描いている女の子もいました。 私は気にも留めず、黙々と金魚を観察し、正確に写生をした訳です。 図工ならばいざしらず、これは理科の観察だから、と考えて。。。

 しかし、教師の評価は違いました。 水玉金魚を良しとしたんですよ。。。。 何と、私の絵は、まじめすぎて子供らしくない!という評価でした。 このコメントは、保護者面談で私の母に担任教師が言った言葉です。 母は憤慨していましたが、私は酷くショックを受けました。。。 えっ? ちゃんと正確に描いたら子供じゃないの? これが、理科嫌いの理由です。

 ところが、原先生は明らかに違いました。 私が授業中に質問した時、「石川は観察力が鋭いな!いい質問だ。」 石川は私の旧姓です。

 この一言で、私の理科嫌いは一変! やっぱりこれで、良かったんだ! こうして、私は理科大好き少女に変身していったのです。 つづく。

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